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赤ちゃんをぜひ母乳で育てたい!という方にお勧め「ユニセフ方式」

当院では、「ぜひ母乳育児を!」というご希望の方に「ユニセフ」方式をお勧めしています。この方法は、国立岡山病院などで30年以上実施されて実績を上げているものです。ご希望の方は、外来診察時に「ユニセフ方式希望」とお申し出ください。

どんな方法ですか?

まず、赤ちゃんが産まれて30分以内におっぱいを吸わせます。そして、出産当日から赤ちゃんと同室同床で、生後24時間以内に7回以上おっぱいを吸わせます。赤ちゃんが泣いたら吸わせ、泣いたら吸わせて、ミルクも砂糖水も追加しません。

生まれてすぐにおっぱいがでなくても吸わせるのですか?

赤ちゃんの体重の1割は「お弁当と水筒」です。生後3日間は何も飲まなくても赤ちゃんは心配いりません。それに、おっぱいは赤ちゃんが吸わないと「目が覚めない(出てこない)」のです。

産後すぐに同室すると疲れませんか?

産後のお母さんの身体は、ホルモンが変化して「短気熟眠」になります。1~2日間は、ちょっとつらいかもしれませんが、その後は母乳がよく出て、おうちに帰ってからはとても楽になります。

同じベッドで寝ると、赤ちゃんがつぶれませんか?

妊娠中はピンとこないかもしれませんが、産後は赤ちゃんが「フミュフミュ」と言っただけで、お母さんはフッと目が覚めます。そんなわけで赤ちゃんをつぶす心配はありません。

妊婦と体重・肥満との関係

妊娠中の体重増加には、赤ちゃんの体重、羊水や胎盤、妊娠により増えた血液や組織液などが含まれます。しかも、バストが大きくなるし体全体に脂肪がついてふっくらしてきます。赤ちゃんは約3%、そのほか増えた分を合わせると5%です。
ですから、約8%の体重増加は自然のことで「体重増加は10%まで」という根拠になっています。また、データでは、体重増加が9%前後が赤ちゃんの病気発生率が低いとされています。

太り過ぎがいけない理由

  • 妊娠中毒症になりやすい
    太り過ぎると心臓に負担がかかり、高血圧になりがちです。高血圧、むくみ、たんぱく尿など一つでも該当するものが妊娠中毒症です。
  • 妊娠糖尿病になりやすい
    妊娠中は、糖質を代謝するホルモンの量が増えます。太ることにより、その効果が低下し妊娠糖尿病を合併し、早産や巨大児の原因となります。
  • 巨大児が生まれやすい
    肥満度が高いほど、巨大児が生まれる確立が高くなり、難産や出産の時、産道の裂傷が大きく大出血の心配があります。
  • 産道に脂肪がついて狭くなる
    余分にとったエネルギーは、体脂肪として蓄積させ産道にもしっかり脂肪はつきます。脂肪太りの産道は狭くなり、陣痛が始まっても赤ちゃんがなかなか下りてこないなど難産の原因になることもあります。
  • 産後体重が戻りにくい
    赤ちゃんを産んでも、体重が10%以上も多いようだと、なかなか元の体重に戻れないし相当の努力が必要になります。産後のことを考え肥満妊婦にならないように努力をしましょう。

体重キープのための5原則

  • 間食・早食いは禁物。三度の食事をしっかりとる事、カロリー計算しても、ちょこちょこおやつをつまんでいたらカロリーはオーバーになってしまいます。また、早食いをすると血糖値が上がって満腹感を感じる前に食べ過ぎてしまいます。よく噛んで、ゆっくり食べましょう。
  • 適度な運動でカロリー消費エネルギー(Kcal)
    20歳代の栄養所容量1,800
    妊娠前半期 +150
    妊娠後半期 +350
    授 乳 期 +700
    *150Kcal=ご飯なら軽く1杯、カステラなら50g、ゆで卵なら1個。甘いもの、油っこいもの、しょっぱいものは禁物。体重増加の原因は、ケーキ、クッキーを食べていることも考えられます。油を使った料理は控えめに。また、塩分の取り過ぎもむくみの原因になりますので気を付けましょう。
  • ヘルスメーターで体重チェック。妊娠前の体重を考慮に入れて、妊娠中の体重増加の目標を立てましょう。さらに、1週間に1度はヘルスメーターで体重チェックを!
  • 寝る前3時間は食べない。昼間とったカロリーは日常生活の動作で消費されますが、寝る前にとったカロリーはホルモンの影響で体内に蓄積される形になります。寝る前、最低3時間は何も口にしないことです。
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