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新生児の聴力検査

新生児での聴力検査

赤ちゃんの難聴の頻度は比較的重い難聴で2000人に1人、中等度、軽度まで含めると1000人に5~6人と推定されています。
とくに低出生体重児で産まれたり、黄疸が強い赤ちゃんなどは、通常よりも難聴になる危険性が少し高いので、リスクの高い赤ちゃんに限り聴力検査が行われています。
しかしこれまで、新生児すべてに聴力検査を行うことが難しかったため、2~3歳頃になって「ことばが遅い」ということで、はじめて難聴に気づくことが少なくありませんでした。

赤ちゃんがスヤスヤ寝ている間に短時間で聴力検査ができる装置ができました。

在胎週数34週から生後6力月までの赤ちゃんに適用できる、ALGO(アルゴ)という新生児用ABR(聴性脳幹反応)聴力検査装置が米国で開発され、日本でも普及し始めています。
これは出産後赤ちゃんが寝ている間に短時間(通常3~8分)で聴力が正常であるかどうかを検査する装置です。出産後退院迄の検査をおすすめします。
赤ちゃんの難聴は早く発見して早期からお医者さまの指導により、お母さまの声をちゃんと聞かせてあげたり、補聴器をつけるなどのケアが重要だと言われています。

聴力検査の進め方

眠っている赤ちゃんの耳にやわらかい音を送ります。

音に反応して、聴性脳幹反応と呼ばれる脳波が発生します。

センサーが脳波をキャッチします。

装置が自動的に正常児の脳波の波形と比較して結果を表示します。

幸せに育ってほしいから、赤ちゃんに聴力検査の贈り物

ママの声や外界の音、耳から得る音の情報をしっかり脳で学習しながら、赤ちゃんはスクスク育っていきます。
もしも声や音がよく聞こえずに乳幼児期を過ごすと、言葉の発達は遅れ、社会的な適応にも遅れてしまうために、赤ちゃんの早期聴力検査はとても大事なことです。
赤ちゃんの難聴は早く発見して早期からお医者さまの指導により、ママの声をちゃんと聞かせてあげたり、補聴器をつけるなどのケアが重要です。言葉の習得のハンディキャップを最小限に抑えてあげることで、正常な聴力児に近づく可能性は大きくひらけます。